〔NHK特集 首都直下型地震ウイーク〕

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・・・首都直下地震 今この瞬間もひずみ蓄積 いざという時の備えを・・・Prepare for an earthquake in Tokyo・・・
NHK体感首都直下地震ウイーク
NHK首都直下地震の被害想定マップ
12/2 (月) 午後4時4分
マグニチュード7.3の地震が発災したと仮定して、1日間の防災訓練を開始します!
*ガラケーは一部のコンテンツを確認できません。

【首都直下地震 “発災”】
内閣府の被害想定によると  
30年以内に70%の確率で発生すると言われる首都直下地震
最大震度7
死者2万3000
都心南部直下地震

【訓練:首都直下地震 発災】午後4時4分
今、あなたはどこにいますか?
もしマグニチュード7.3の地震が起きたら、自分の命を守れますか?
この動画が目の前で、今まさに起こっている光景だとしたら、
〇命の危険を感じる
〇命は守れそうだ
〇想像ができない…

ワンポイント>
災害時、自分だけは助かる、と誰もが考えがち。
まだ大丈夫だと思ったり、不都合な情報を過少評価するのは、心を落ち着かせようとする脳の働きで正常性バイアスと言います。でも、逃げ遅れてしまう危険性も!大切なのは、落ち着いて行動することです。
今いる場所で地震が起こったら

【首都直下地震 発災後には…】
内閣府の被害想定によると
▼固定電話・携帯電話ともに音声通話ができなくなる
▼メールは大幅な遅延が発生する
音声電話やメールが繋がりにくくなります

【訓練:首都直下地震 発災15分後】午後4時19分
安否確認はできますか?
スマホの電波は途切れ、ネットにもつながらないとしたら…。
今、あなたは家族や友人など真っ先に連絡を取りたい人が…。
〇どこにいるか分からない
〇居場所は分かるが、無事か心配
〇災害時の連絡方法は決めている

ワンポイント>
【災害時の連絡手段】
「離ればなれで被災した時にどうするか」を事前に“複数”決めておくことが大切です。
▽災害用伝言ダイヤル「171」
▽災害用伝言板(web171/携帯電話各社)※12/8 まで体験使用できます
▽さらに、集合場所や時間も決めておくと電波が通じない時も安心です。
我が家は最後の連絡手段としてGoogleパーソンファインダーを利用する予定です。
災害用伝言ダイヤル

【首都直下地震 発災後には…】
内閣府の被害想定によると
▼震度6強以上の揺れにより 老朽木造家屋・老朽ビルを中心に約18万棟が全壊する
震度6強以上の揺れで全壊発生

【訓練:首都直下地震 発災40分後】午後4時44分
大地震が起きてから40分。
デパートで買い物中に地震に襲われたあなた。足にけがをして動けない人が、助けを求めています。
でも自分には小さな子どもが2人も...。あなたならどうしますか?
〇自分たちで精いっぱいで難しい
〇子どもも大事だが助けようとする
〇他の人に「助けてあげて」と頼む

ワンポイント>
自分の身の安全を守ることが何より大事。しかし災害時には、まわりの人と協力して助けあう「共助」 が必要です。自分が助けられなくても、ほかに動ける人がいるかも。「ここに助けてほしい人がいます!」と呼びかけてみましょう。
けが人の運搬方法

【首都直下地震 発災後には…】
内閣府の被害想定によると
▼首都圏の新幹線・JR在来線、私鉄・地下鉄の全線が不通
▼道路の亀裂や沈下、建物や電柱の崩壊で通行が困難に
道路は家路を急ぐ人の波

【訓練:首都直下地震 発災1時間後】午後5時4分
大地震から1時間。
早く帰りたいのに電車は止まったまま。渋谷のスクランブル交差点は、身動きが取れないほどの人であふれ群衆雪崩がおきそうです。あたりは暗く、寒さも増してきました。あなたならどうしますか?
〇頑張って歩いて帰る
〇電車が動くまで駅で待ってみる
〇避難できそうな場所を探す

ワンポイント>
【72時間帰らない!】
本当は帰りたくても帰れない状況になります。大地震・災害時は安全な場所に留まりましょう。
一斉に帰宅すると…
救急車・消防車が通れない!
余震などの災害や混雑に巻き込まれ危険!
東京都は72時間の一斉帰宅の抑制を呼びかけています。帰宅困難者には、都立施設など一時滞在施設も。
東日本大震災では多くの方が都心から徒歩帰宅を経験しましたが、当時は建物転倒・火災等の中で帰宅していません。
建物崩壊や火災等、被災が拡大している中での帰宅は危険がいっぱいです。3.11の帰宅成功体験は本番で命を落とす失敗体験になるかもしれません。帰宅前提でなく「残留前提」で家族とその時に備えてください。

【首都直下地震 発災直後には…】
内閣府の被害想定によると
▼東京電力管内全域で約5割が停電する広域停電に
▼さらに厳しい想定では、強い揺れで火力発電所がおおむね運転停止
▼広域首都圏はブラックアウトする
23区5割が停電ブラックアウト

【訓練:部屋の電気を消してみてください】午後6時頃
懐中電灯はどこにありますか?
非常用持ち出し袋は?
出口まで行けそうですか?
ワンポイント>
夜に地震が起き、停電になることも。割れたガラスが散乱し、裸足で歩けない…そんな想定もしておくと安心です。
我が家は乾電池式のセンサーライトを玄関、廊下、非常用持ち出し袋があるクローゼットに付けました。

【首都直下地震 発災後には…】
内閣府の被害想定によると
▼都心部のビルやマンションで膨大な数のエレベーター停止
▼特に古いエレベーターでは閉じ込めが発生
エレベーターは使わないでください

【訓練:首都直下地震 発災3時間後】午後7時頃
大地震から3時間。
私は高層マンションの30階に住んでいます。窓から見える光景は火災の炎で赤く染まった夜空と、漆黒の街並みばかりです。電話は繋がりませんが、マンションは停電していません。心細いため地上の様子を見に行きたいと思います。あなたならどうしますか?
〇頑張って階段を利用し降りる
〇エレベーターを利用して降りる
〇エレベータを一部利用し、歩けそうな階から階段を使う

ワンポイント>
余震の危険や、救出には数日かかることも。地震のあとは動いていても絶対に乗らないで!
エレベーターに乗っているとき

【首都直下地震 発災直後には…】
内閣府の被害想定によると
▼直後から火災が連続的に発生、大規模な延焼火災になる
▼2時間後には各地500か所で燃え広がる
▼10日間で1000か所の火災、のべ41万棟が焼失
▼火災旋風が発生するおそれも
火災旋風が発生するおそれも

【訓練:首都直下地震 発災4時間後】午後8時頃
発災後、あたりは消防車のサイレンが鳴り響いています。夜空もなんとなく炎色で赤くみえます。わたしの今いる場所は、焼け焦げた臭いが風にのって届きます。あなたならどうしますか。
〇その場にとどまる
〇避難所を探して逃げる
〇避難場所を探して逃げる

ワンポイント>
【首都直下地震 発災後には…】
木造住宅が密集する場所は、大規模な火災 が起きる可能性が。
火災が迫ったら、大きな公園や広場などの「避難場所」へ。
「避難所」とは違います!家や職場の近くの避難場所を確認してください。
NHK火災延焼想定マップ
避難手順
全国避難場所・避難所マップ検索

【首都直下地震 発災1日目まとめ】12月2日
建物の倒壊
大規模火災
群衆雪崩
内閣府の被害想定に基づき、発災1日目の様相をまとめました。
命を守るために何ができるのか、皆さん一人ひとりが「自分ごと」として考え、備えてください。

【首都直下地震 発災1日後には…】12月3日
内閣府の被害想定によると
▼遠距離などの理由で歩いて自宅に帰れない帰宅困難者は、首都圏で最大800万人に
▼滞在・休憩場所を求めて混乱が生じる可能性も
都内は帰宅困難者で長い列ができています

数日後、私はなんとか生き延びることができました。朝日が眩しく差しています。まだまだ余震は続いていますがこの場所がいつまで安全なのかわかりません。そこで安全な場所へ移動をするか自宅に歩いて帰るべきか決断をしなければなりません。あなたは自宅まで歩いて帰るルートがわかりますか?
〇わかる
〇わからない

ワンポイント>
【首都直下地震 発災後には…】
自分だけは大丈夫」と思って行動したときに、命を落としてしまう、それが災害です。普段と違って災害時に「命を守ること」は想像するより難しくなります。まず命を守るために何が必要か家族や友人など真っ先に連絡を取りたい人と確認してください。
我が家はスマホ用のバッテリーを常時携帯、オフライン時も作動する地図アプリをスマホに入れてます。

<参考情報>

<プロアクティブの原則>災害対応の心得
■疑わしいときには行動せよ
■最悪事態を想定して行動せよ
■空振りは許されるが見逃しは許されない
<災害に直面して上記の対応をするには>
情報の早期入手
情報の意味を正しく理解
行動への結びつけ

<災害情報に応じた取るべき行動>
情報入手を軽視し、取るべき行動を誤ると命取りになりかねない
情報に応じた対応指示を誤ると、企業責任が問われる事態につながる可能性が高い

〔大地震〕発災時~避難後までの行動
1.被災直後、まずは「自助」
 ケガをしないように全力で身を守る
 生き残った命を長らえさせる
 発災から30分間の行動:従業員
 OLYMPUSあんしんポケットカード

2.揺れがおさまったら
 その場が安全かどうか確認する
    (上下左右くまなく観察)
 その場が安全ならむやみに動かない

3.安全な場所ならば「共助」
 その場にいる人で助け合う
 二次災害に合わないように相互確認
 行動できる状態ならば避難所へ避難

4.安全な状態が確保できたら
連絡手段を確保する(電話、スマホ等)
 00000JAPANの設定:無料wifi
家族への安否連絡を行う
 Web171災害伝言ダイヤル
 Googleパーソンファインダー
 J-anpi(家族・親族等の安否検索)
会社への安否報告を行う
 安否確認システム
もし外出先等で帰宅困難者になった場合
 帰宅困難者の行動心得10か条

<情報収集リンク>
東京都防災マップ(避難場所確認)
TokyoMetropolitanDisasterPrevntionMap

NHKオンデマンドでは、2019年12月18日まで無料にて「NHK体感首都直下地震」の配信をしています。見逃してしまった方はこちらからご覧ください(無料ログイン登録が必要です)
DAY1 あなたを襲う震度7の衝撃(NHK)
DAY2 多発する未知の脅威(NHK)
DAY3 命の瀬戸際 新たな危機(NHK)
DAY4 危機をいきぬくために(NHK)
終わりの見えない被災(NHK)
災害に耐える社会へ(NHK)

本コンテンツの出展はNHK「体感首都直下型地震ウイーク」によるものです。訓練コンテンツの一部は弊社オリジナルも含まれます。

問い合わせ先:Crisis and Business Continvity Planning Management,Japan(八重澤まで)
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