【災害発生時の緊急行動メモ(中央対策本部コアメンバー向け)】

Ver2.0(2017.01.30作成:内部統制統括部)
本資料は大地震等の大規模災害が発生した際に、対策本部の長もしくはコアメンバーとなる方々の緊急行動についてまとめたものです。
災害時の行動の指針としていただければ幸いです。

1. 初動対応

(1)就業時間内
(a)まずご自身の身の安全をお守りください。勤務場所の自衛防災組織から連絡があった場合には、その連絡内容に従ってください。
(b)大災害発生時には安否確認システムが発報される場合がありますので、ご自身の安否登録にご協力をお願いします。
(c)職場の従業員の安否確認、負傷者の救護、建物設備の被害調査等は事業場総務管理下の自衛防災組織が実施します。
(d)中央対策本部を設置する場合は、その旨ご案内します。
(e)外出先で大災害等に遭遇した場合は、秘書への連絡もしくは安否確認システムへの安否登録等で、ご自身の状況や出社可否をお知らせください。
(2) 就業時間外/休日
(a)まずご自身とご家族の安全を確保してください。大災害発生時には安否確認システムが発報される場合がありますので、
ご自身、ご家族の安否登録にご協力をお願いします。
(b)中央対策本部が設置された場合にはその旨ご連絡します。その連絡先についてもお伝えします。
(c)中央対策本部からは適宜被災状況、対応状況等をお伝えします。
(d)中央対策本部と連絡がつかない場合には自宅(もしくは安全な場所)にてご待機ください。
(e)中央対策本部コアメンバーの方々には休日でも出社を要請することがあります。
モノリス、石川のどちらかもしくは両方に対策本部機能を設置しますので、出社可能な拠点への参集をお願いします。
(f)安否確認システム等により従業員向けに翌日以降の出社の可否の案内をします。災害緊急掲示板にも同様の案内を掲示します。
(g)ご自身の出社は基本的には上記(f)従業員向けの案内に従って行動してください。
(h)もし、ご自宅から離れた場所で大災害等に遭遇した場合には、可能な範囲で上記(a)以降のご対応をお願いします。

2.安否確認システム(EMC)の利用方法

当社では地震等の災害発生時に役員、従業員等の安否を確認する支援ツールとして、安否確認システム(エマージェンシーコール:EMC)を導入しています。
災害発生時には速やかに安否状況を登録していただくよう、お願いします。
(1) 登録手段
インターネット(PC、携帯電話)と音声(固定電話、携帯電話、PHS、公衆電話)で安否登録が可能です。
(2)ユーザーID、パスワード
システムにアクセスする際に、ID番号、パスワードが必要となります。以下のように入力ください。
・ID番号: 1000 + (従業員番号6桁) 
・パスワード: 初期値は生年月日 (例) 19641010(1964年10月10日の場合):個々で設定
※お使いのデバイスで、メールアドレス(saigai@olympus-anpi.jp)、電話番号(011-200-8010)が、
受信拒否の設定がされていないことを確認してください。
(3) 安否登録方法
(a)メールを受信した場合
:メールのURLをクリックして安否登録を行ってください。
 (b)留守電等で確認し自ら回答する場合
:通信可能なデバイス(PC、携帯電話)からhttps://olympus-anpi.jp/emc/emcuserにアクセス、もしくは 011-200-8010に電話をかけてください。
1)ID番号(10桁)、パスワード(任意設定)を入力
2)ユーザーメニューの「安否回答」から安否状況を登録
(c)伝言を残す場合、伝言を確認する場合
:通信可能なデバイス(PC、携帯電話)からhttps://olympus-anpi.jp/emc/dengonにアクセス、もしくは011-200-8010に電話をかけください。
1)上記同様、ID、パスワード入力
2)「伝言情報」の新規作成でメッセージの登録
3)「伝言情報」の伝言一覧でメッセージの確認

3.災害用掲示板へのアクセス方法

当社では災害発生時の従業員等との連絡手段として、だれでもがインターネットに接続できる環境にあれば情報を入手できるようにWeb上に
災害用掲示板を設けています。災害発生時に会社からの連絡や従業員への指示を掲載する掲示板へのアクセス方法を紹介します。
(1) 通信可能なデバイス(PC、携帯電話等)からhttp://saigai.olympus.co.jp/にアクセスしてください。
(2) ご覧になりたい記事を選択してください。
(3) IDとパスワードが要求されるので、下記の数字を入れてください。
31 パスワード: 163091

(4) 掲示板の指示/連絡の内容を確認してください。

4.緊急時の連絡先一覧(事務局候補)

災害発生時には中央対策本部を立上げ、事務局から必要なご連絡を差し上げますが、発生直後ではまだ設置が間に合わず、
連絡先が定まらないことが想定されます。それまでの間は下記メンバーへご連絡をいただき、被災状況、今後の対応、中央対策本部の設置状況等についてご確認ください。
電話回線が輻輳してかかりにくい場合がありますので、その様な場合には別途配布している「中央対策本部配布用緊急連絡名簿」に記載の連絡先へご連絡ください。
・藤倉(内部統制統括):080-1014-6188
・松本(内部統制統括部):080-8063-1147
・八重澤(内部統制統括部):080-8063-1149

5.中央対策本部長および代行順位

中央対策本部の長には以下の順位にて就任いただきます。
(1) 社長
(2) 副社長
(3) CAO

6.中央対策本部の行動指針

対策本部設置後に中央対策本部長とコアメンバーには以下の行動をお願いします。
(1)被災状況の確認 (発生後随時)
事務局より、報道やインターネットの情報等に基づき、当社および社会の被災状況の報告を随時入れます。
(2)災害への対応方針決定 (発生後の早い段階)
当社としての対応方針(案)を事務局より提案をしますので、ご審議いただきます。
(3)災害からの各種課題への対応確認 (発生後随時)
災害による発生した各種課題について、事務局より対応状況を随時します。
また経営的判断が必要な課題について、事務局より提案をしますので、ご審議いただきます。
(4) 対策本部活動の継続
事務局より逐次対応状況の報告をさせていただきますので、ご指示をお願いします。また必要に応じて対策本部会議を招集し、情報の共有化、対応方針の徹底を図っていただきます。

6.緊急対策本部の設置プロセスとタイムチャート

本部の設置判断トリガー発動時間と各プロセス(準備段階・検討段階・設置判断)時刻を以下に示します。
1.トリガー発動条件
地震だけでなく、すべての事業に影響があるような事案発生があった際
2.準備段階で行うこと
(1)内部統制統括部が初動対策準備を開始する
(2)事務局長へ被害インパクト評価結果の報告および参集確認(コーポレートサービス本部長、経営統括本部長事務局長)
3.検討段階
(3)コーポレート系事務局会議メンバーを緊急招集(現時点は役員会議室2を定例会議室)し、初動対応内容と役割分担を確認する。
4.設置判断
(4)社長、副社長、取締役、CAOに対策室もしくは中央対策本部設置の提案を行う


<参考資料>

安否確認システム説明

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